2017年1月1日

株式会社ビズリーチ

年頭所感

年頭所感

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。新しい年の始まりに際し、謹んでご挨拶申し上げます。

私たちは、創業以来、約7年間にわたって「HRテック(HR x Technology)」の領域で、さまざまな課題に対して複数の事業を展開してきました。その中でも、創業期から取り組んできた「ダイレクト・リクルーティング」事業は、少しずつ採用の世界でも市民権を得て、首都圏の大企業だけでなく、地方企業や中小・ベンチャー企業にまで広く浸透し始めています。

そして昨年、我々はさらに大きな変革に挑み、取り組む事業領域を「採用」から「社員の活躍推進支援(エンゲージメント)」まで大きく広げています。少子高齢化に伴う労働力不足、一人当たりの生産性が国家問題として提起されて久しいですが、安倍政権は「雇用の流動化」や「働き方改革」を力強く推進しています。働き方の多様化が進み、企業は人事業務においてより柔軟に、より戦略的に対応していくことが求められるようになりつつあります。そして、社員一人一人の価値を高めることや人材の活用度合いの大小が経営に大きな影響を与える時代が始まっています。

そのような中、昨年夏には、人材活用の最適化を人工知能(AI)が支援する「HRMOS(ハーモス)」をリリースしました。「HRMOS」は人材の採用から育成、配置、評価までを最適化するクラウドサービスです。今後は、AIのサポートにより人事の意思決定を促進し、経営判断にも役立てられるようなサービスへと拡充していきます。採用時だけではなく、入社後も最適な育成や配置を行い、個人を輝かせ、社員のパフォーマンスを最適化することで、企業全体の生産性向上を目指します。

最後に、関係各社・ステークホルダーの皆様に支えられ、昨年は創業翌年の2010年以来、約6年ぶりに資金調達を実施し、また3つの新規事業をスタートさせることができました。本年もこれまで進めてきたHRテック事業のさらなる成長や新規事業の開発をより一層推進し、「未来の働き方」につながるサービスの提供にチャレンジしていきます。

株式会社ビズリーチ 代表取締役社長
南 壮一郎

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ビズリーチ 広報担当
東京都渋谷区渋谷2-15-1
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