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Reaching New Depths with Data Mining.
機械学習R&D
菅谷 信介 / Shinsuke Sugaya

Profile

横浜国立大学大学院博士前期課程修了後、サン・マイクロシステムズ(現オラクル)に入社。その後、ソフトウェア開発会社でプロダクトディレクターなどを歴任。ビズリーチでは、求人検索エンジン「スタンバイ」の研究開発を牽引する。ほかにApache PortalsでPMC(Project Management Committee)兼コミッターを務め、Seasarプロジェクトなどのオープンソースプロジェクトでもコミッターとして活動。現在は九州大学大学院博士後期課程に在籍し、機械学習研究者としての顔も持つ。

01 機械学習に魅了され研究の道へ。
7年越しの誘いでビズリーチに参画

新卒ではサン・マイクロシステムズに入社し、ソフトウェアの国際化と地域化などの開発を任されていました。検索システムを手がけるようになったのはソフトウェア開発会社でポータルサーバーの開発を担当してから。さまざまな企業の検索エンジン基盤を開発するなかでその先の技術を考えたとき、学生時代に学んだ機械学習の必要性を感じました。そのため、最新の技術を学ぼうと、仕事の傍ら大学院の博士後期課程で本格的に研究しています。

現在は日本最大級の求人検索エンジン「スタンバイ」に表示される検索結果の品質向上に取り組んでいます。きっかけは、ある企業のプロジェクトでともに開発担当として仕事をした取締役・竹内でした。ビズリーチ創業時から「一緒に仕事を」と誘ってもらっていましたが、2014年に「一緒に検索エンジンをつくろう」とあらためて声をかけられ、その情熱と目指す世界観に心を動かされました。検索サービスとして最高のレベルを目指しているという話を聞き、刺激をもらえる環境で機械学習の知識を存分に生かせると思ったため、ビズリーチに加わることを決めたのです。

02 目標はGoogle検索超え。
自らの持つ全技術を注ぎ込んで挑戦する

検索品質の研究開発が進んでいる「スタンバイ」は、求人情報に年収や職種が記載されていない場合でも、コンピューターが求人情報を学習・理解し、類似する求人群の年収や職種から推定して検索結果を表示しています。例えば「推定年収」という項目なら、全推定値の70%が誤差10%以内で掲載可能な水準に到達しています。また、検索履歴からユーザーの嗜好を学習し、ユーザーが求める求人情報を推定して検索結果に反映しています。

検索結果を完璧にしたい。そのために、日々、AIを用いてコンピューターに言語や文章を理解させる研究を進めています。

目標は、HR分野におけるGoogleの検索品質を上回ること。さらに将来は、探したい仕事を相談すると最適な求人情報を推薦してくれる、いわばユーザーのパーソナルアシスタントのようなサービスに育てたいと考えています。

03 「ひらめき」を生み出すための環境

機械学習の研究開発には、通常のエンジニアリングの能力に加え、発明に近い「ひらめき」が必要です。そのためには、研究開発に打ち込める環境が重要となってきます。その点、ビズリーチにはさまざまな専門分野で開発環境を支えてくれるエンジニアが在籍しています。Scala先駆者である竹添をはじめ、CTOの経験を持ちビジネスとテクノロジーの両面を見られるエンジニアや、データ分析の方針を相談できるデータサイエンティストたちの存在は、研究開発をする上で非常に心強いですね。

「スタンバイ」の検索品質向上への道ははじまったばかりです。しかし、自分の持つすべての技術を注ぎ込んで挑戦できる場がたくさんあるともいえます。私もその一人として、日々、楽しみながら挑戦しています。

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