2019年12月12日

株式会社ビズリーチ

システム開発会社の事業承継M&A支援に向けてビズリーチ・サクシードと発注ナビが連携

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)が運営する、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」は、発注ナビ株式会社(所在地:東京都千代田区/代表取締役社長:小林 教至 以下、発注ナビ)が運営する、全国2,000社以上が登録する日本最大級のシステム開発会社ポータルサイト「発注ナビ」とサービス連携します。本連携により、2019年12月12日に、システム開発会社の円滑な事業承継のために、「発注ナビ」に登録している企業向け限定の「ビズリーチ・サクシード」特設サイトを開設します。

ビズリーチ・サクシードと発注ナビが連携

後継者不在と人手不足の影響で、システム開発会社のM&Aが増加

東京商工リサーチの調査によると、2019年の産業別「後継者不在率」は、IT関連業種を含む情報通信業が74.1%で最も高い結果※1となりました。

IT関連業種を含む情報通信業の企業の後継者不在が問題となっている一方、システム開発会社で事業展開する企業をM&Aによって譲り受けたいというニーズは増加しています。ある調査では、IT(ソフトウエア・情報システム)業界を対象にした2018年のM&A成約件数は、2008年以来過去最高※2となっています。

これには、システムの内製化を進めたいと考える企業が各業界で増えるなか、エンジニアの人手不足が深刻なために採用が難しく、M&Aによって従業員も含めて譲り受ける動きが活発になっているという背景がうかがえます。

実際に、「発注ナビ」に登録しているシステム開発会社からも、後継者不在や人手不足、働き方改革などの相談が多くなっています。そこで今回、本連携を開始することで、システム開発会社の事業承継M&Aの活性化を支援してまいります。

「ビズリーチ・サクシード」特設サイト 概要

  • 開設日:2019年12月12日
  • 対象:発注ナビに登録している約2,000社
  • 特設サイトを通じて「ビズリーチ・サクシード」を利用した企業への特典として、「システム開発会社の事業承継M&Aのノウハウブック」を提供
  • 「ビズリーチ・サクシード」の特徴
    • 譲渡企業は、会社や事業の概要を匿名で掲載
    • 譲渡企業は、登録から案件成約時までを、無料で利用が可能
    • 日本最大級の事業承継M&Aプラットフォームであり、累計の譲り受け企業数は4,600社(2019年11月時点)

「発注ナビ」 概要

発注ナビは、システム開発案件を「発注したい法人」と「受注したい法人」のマッチングサービスです。2019年11月現在で2,000社を超えるシステム開発会社が加盟しており、最速・最適なマッチングを発注法人、受注法人の双方に提供しています。

※運営会社の発注ナビ株式会社は東証一部上場のアイティメディア株式会社の100%子会社です。

発注ナビ:https://hnavi.co.jp/

事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について

「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をつなぐオンラインプラットフォームです。 譲渡企業は、ビズリーチ・サクシードに、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。

譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は無料です。そのため、コストを気にせず安心して利用できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。

また、譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、2019年12月現在、掲載中の譲渡案件は2,200件以上登録され、事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の案件数となっています。

ビズリーチ・サクシード:https://br-succeed.jp/