2019年12月23日

株式会社ビズリーチ

株式会社ビズリーチ、グループ経営体制へ移行新グループ名「Visional(ビジョナル)」

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:南 壮一郎)は、2020年2月3日を期日(予定)とする株式移転などの組織再編手法を用いたグループ経営体制への移行に向け、準備を開始したことをお知らせいたします。その一環として、グループ経営を支えるホールディングカンパニーの「ビジョナル株式会社」を新設します。株式会社ビズリーチは、ビジョナル株式会社の完全子会社となり、主にHRテック事業やクラウド事業を担います。同時に、新設分割を用いて、株式会社ビズリーチ内の新規事業開発を担う組織であるインキュベーションカンパニーを「ビジョナル・インキュベーション株式会社」として分社化し、ビジョナル株式会社の完全子会社とします。

グループ経営体制へ移行することで、グループ全体として、働き方や産業などビジネスの生産性向上を支えるさまざまな事業を創出し、事業領域を広げていきます。この移行により、各事業への権限委譲やそれぞれの事業に適した組織や制度、リスク管理体制の構築を推進します。なお、本件は、株主総会における承認および会社法上の手続き完了などを条件にしています。

新グループ経営体制(2020年2月3日〜)

これまでの事業展開と今後の事業戦略

株式会社ビズリーチは、2009年の創業以来、「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションに掲げ、HRテック事業を中心に、ITを活用してさまざまな事業を展開してきました。創業事業の「ビズリーチ」や、「キャリトレ」をはじめとする採用プラットフォーム事業などでは、「人生100年時代」における雇用の流動化を支えるため、日本の採用市場に「ダイレクトリクルーティング」という新概念を提唱してきました。その後も、働き方改革にともなう企業と従業員の生産性向上を支援する人材活用クラウド「HRMOS(ハーモス)」、企業の後継者不足の課題解決を目指す事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」など、事業領域を広げてきました。また、本年8月には、オープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」をリリースし、新たにサイバーセキュリティ領域にも参入しています。今後は、働き方や産業などビジネスの生産性向上を実現するさまざまな事業を創出できるよう、グループ経営体制に移行します。

ビジョナル株式会社

  • 新設会社(株式移転による新設、2020年2月3日設立予定)
  • 事業内容:グループ会社の経営支援
  • URL:https://visional.inc
新コーポレートロゴ
新コーポレートロゴ

Visionalという社名には、未来に生まれるさまざまな課題を、次々と「新しい可能性(=ビジョン)」に変えていこうという私たちの強い思いが込められています。グループとして、事業成長や事業創造のスピードを加速し、働き方や産業の未来を支えていきたいと思います。

株式会社ビズリーチ

  • 分割会社
  • 事業内容:ビズリーチ、HRMOSシリーズ(HRMOS採用、HRMOS評価、HRMOS CORE)、キャリトレ、ビズリーチ・キャンパスの運営

ビジョナル・インキュベーション株式会社

  • 新設会社(新設分割により設立、2020年2月3日設立予定)
  • 事業内容:ビズリーチ・サクシード、BizHint(ビズヒント)、Future of Work、yamory(ヤモリー)の運営

株式会社スタンバイ

  • 新設会社(2019年11月12日設立)
  • 事業内容:求人検索エンジン「スタンバイ」の運営

株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 南 壮一郎 コメント

(新・ビジョナル株式会社 代表取締役社長 ※2020年2月3日~)

南 壮一郎

社会構造の変化や技術革新が急速に進むなか、社会には次々と課題が生まれています。それら一つ一つと向き合い、新規事業の立ち上げやM&Aによる新事業領域への参入を実現しやすくするため、グループ経営体制に移行することを決断しました。また、1,300人を超える従業員とともに、再度ゼロからスタートする志を表すために、新グループ名「Visional(ビジョナル)」を掲げることにしました。株式会社ビズリーチ、ビジョナル・インキュベーション株式会社は新たな経営チームに託し、私はビジョナル株式会社の代表として、主に新しい働き方や産業の可能性を見つける新事業領域の開拓を担います。その一環として、M&Aも積極的に検討していきます。今後は、HRテックだけでなく、働き方や産業などビジネスの生産性向上を支えるさまざまな事業を創出し、課題を新しい可能性に変えていき、未来創りに貢献していきます。

株式会社ビズリーチ 取締役 HR Techカンパニー カンパニー長 多田 洋祐 コメント

(新・株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 ※2020年2月3日~)

多田 洋祐

HR Techカンパニーは、これまで、採用のあり方と人々の働き方を変えていくことで、すべての人が自分の可能性を信じられる社会をつくることを目指し、「ビズリーチ」を中心に、日本の採用市場におけるダイレクトリクルーティングを推進してきました。2016年には、人材活用クラウド「HRMOS」の提供を開始し、採用、配置、育成、評価などのあらゆる人事データの可視化と活用を通じて、企業や従業員の生産性の向上に取り組んできました。「人生100年時代」において、個人がより主体的に自身のキャリアを考え、構築していくことが、今後、ますます必要となっていきます。同時に、企業にとっては、採用だけでなく人事のあり方が大きく変化すると考えます。このたび、株式会社ビズリーチとして、HRテック事業の成長をさらに加速させ、企業と人々が輝く社会を築くことができるよう、尽力いたします。

【参考:Visionalステートメント】

Visionalステートメント