2022年6月15日

株式会社ビズリーチ

「勤務地を問わない新規求人数」がコロナ禍前と比べ11.3倍に上昇 即戦力人材の約85%が、「リモートワーク」であれば
「会社の所在地にかかわらず」転職を検討
地方企業への「転居なし」での転職など即戦力人材の活躍の場が広がる

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチに掲載されている「勤務地を問わない新規求人数」が、コロナ禍前と比べると※1、11.3倍に上昇したことをお知らせします。

リモートワークの浸透を受け、転居せずに地方企業に転職する事例が増えてきており、今後ビジネスパーソンのキャリアの選択肢はますます多様化していくと予想されます。

※1:2019年10月~12月と2022年1月~3月を比較

Q.コロナ禍前後の「勤務地を問わない新規求人数」11.3倍

ビズリーチ上で「勤務地を問わない新規求人」が急増。首都圏人材が地方企業で活躍する事例も

ビズリーチ上における2022年1月~3月の「勤務地を問わない新規求人数」は、コロナ禍が起きる前の2019年10月~12月に比べ11.3倍に急増していることがわかりました。また、2021年10月~12月と比較すると増加率が鈍化していることから、コロナ禍を経て「リモートワーク可」が新たな求人の特徴として定着しつつあることがわかります。求人傾向としては、IT企業のエンジニア職種が多くなっています。不足が深刻といわれるIT人材の採用において、企業がリモートワークの導入により採用条件を緩和し、居住地を問わず優秀な即戦力人材を採用しようとする動きが広がっていることがうかがえます。IT企業のエンジニア職以外では、「オンラインの営業企画」「インサイドセールス」「採用・労務などの人事」などの求人が増加しており、リモートワークでも成果を発揮しやすいといわれる職種で多い傾向があります。

また、首都圏のIT企業を中心にリモートワークが浸透してきましたが、地方にもその動きは波及しています。実際に、ビズリーチ上に「勤務地を問わない求人」を掲載することで、香川県の企業が東京都在住の即戦力人材を採用したり、山形県の企業が神奈川県在住の即戦力人材を採用したりするなど、首都圏の人材が居住地はそのままに地方の企業に転職し、活躍する事例が増えてきています。

約85%のビジネスパーソンが、勤務地を問わない求人(リモートワーク)であれば会社の所在地にかかわらず転職を検討

ビズリーチ会員を対象に、転職に関するアンケート※2を実施したところ、現在週1回以上のリモートワークを行っているビジネスパーソンのうち、9割以上が「リモートワークを継続したい」と回答しました。また、リモートワークを継続する場合、希望する頻度として最も多かったのは「週2~3日(40.2%)」で、「週4日(29.1%)」「週5日以上(27.7%)」が続く結果になりました。

また、「勤務地不問の求人(完全リモートワーク)であれば、会社の所在地にかかわらず前向きに検討しますか?」という質問には、約85%が検討に前向きであると回答しました。コロナ禍でリモートワークという働き方が広がった結果、居住地にとらわれず転職先を検討するビジネスパーソンが多いことがわかります。

これらの結果から、今後さらにビジネスパーソンの働き方が多様化していくことで、首都圏の人材が地方の魅力的な企業に目を向ける機会が増え、地域を超えた人材の流動化が進むと考えられます。

Q. 今後もリモートワークを継続したいですか?
Q. リモートワークを継続する場合、どれくらいの頻度だとよいと思いますか?
Q.勤務地不問の求人(完全リモートワーク)であれば、会社の所在地にかかわらず前向きに検討しますか?

※2:「キャリア観や転職に対する意識についてのアンケート」
対象:ビズリーチ会員 調査期間:2022年3月29日~2022年4月4日 有効回答数:690
・各比率において、項目によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
・本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください

株式会社ビズリーチ 取締役副社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也

コロナ禍の状況下で働き方の多様性が広がり、勤務地を問わず優秀な人材を求める企業が増えており、特にエンジニアを求める企業にその傾向が強いことがわかりました。獲得競争が激化しているIT人材は、特にリモートワークを希望するケースが多い印象もあるため、企業も採用基準を柔軟にし、採用を強化していることがうかがえます。

さらに、このような企業の動きは、ビジネスパーソンが居住地にとらわれず転職先を探せるなど、キャリアの選択肢を広げる後押しになっています。ご自身が住んでいる地域だけではなく、例えば地方の求人に目を向けることで、地方企業ならではのやりがいを感じられたり、その企業ならではの新たな経験を積むことができるのではないでしょうか。ビズリーチ上でも、「リモートワークが可能な求人特集」を実施したり、コロナ禍の影響によるリモートワーク化をきっかけに、首都圏在住の広報人材が岡山県の企業で活躍するなどの事例が出てきたりしています。

今後もビズリーチは、ビジネスパーソンの皆様が、多様なキャリアを積むための選択肢と可能性を提供いたします。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について

ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。

URL
求職者向け:https://www.bizreach.jp/
企業向け:https://bizreach.biz/service/bizreach/

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html