2022年8月2日

株式会社ビズリーチ

【23卒の学生調査】3割が4社以上から内々定
9割以上が今後も「内々定先からの情報提供」を希望、
興味がある部署や職種の社員へのOB/OG訪問ニーズ顕著に 3割が「内々定先での配属先は確約されている」と回答、キャリア選択で重視

Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、同サイトに登録する2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動やキャリア観形成に関するアンケートを実施しました(調査期間:2022年6月29日~7月4日、有効回答数:537)。

その結果、内々定率は95.5%、「4~6社」から内々定を得ているという回答は23.7%で、3割は4社以上から内々定を得ていることが分かりました。さらに、内々定を得た学生の9割以上が「内々定をもらった企業に、今後も情報提供の機会を希望する」と回答し、学生が内々定先に希望する情報提供の形としては「興味がある部署や職種の社員との面談」(67.3%)が最も多い回答となりました。

また、現在から入社までの期間に不安なことを聞いたところ、「それぞれの部署の詳しい仕事内容や1日の流れを知りたい」「配属先をイメージしたい」「将来のキャリア設計について知りたい」などの声が寄せられました。企業には、内々定後の学生が入社後のキャリアや働き方を明確にイメージできるよう、社員へのOB/OG訪問などを通じた丁寧な情報提供が重要となりそうです。

23卒学生の95.5%が内々定を獲得。3割が4社以上から内々定を得る

2023年卒業・修了予定の学生に対して内々定をもらった企業数を聞いたところ、「1~3社」が64.4%と最も多く、「4~6社」は23.7%となりました。内々定をもらった業界には、「IT・インターネット」(40.7%)、「メーカー」(38.4%)、金融(22.6%)が続きました。

内々定をもらった企業数を教えてください
内々定をもらった業界を教えてください。

93.6%の学生が「内々定企業から、今後も情報提供の機会を希望」。希望する情報提供の形として、「興味がある部署や職種の社員との面談」がトップに

内々定企業に希望する情報提供の形としては、「興味がある部署や職種の社員との面談」(67.3%)、「内定者交流会」(61.0%)、「配属先の社員との面談」(50.7%)が上位となりました。

内々定をもらった企業に、今後も情報提供の機会を希望しますか?
内々定をもらった企業から、どのような形で機会提供してほしいですか?

約3割が「内々定先での配属先は確約されている」と回答。そのうち9割以上が「内々定の時点で配属先が確約されることは、キャリアを選択するうえで重要な要素だった」

新卒採用における新たな動きとして、総合職の採用だけではなく、配属先を確約して採用する企業が出てきています。今回の調査では、内々定先での配属先は確約されているかを質問したところ、約3割が「確約されている」と回答しました。さらに、配属先が確約されていると回答した人の9割以上が「内々定の時点で配属先が確約されることは、キャリアを選択するうえで重要な要素」だったと回答しています。こうしたことから、学生は具体的な職種や業務内容を意識して、ファーストキャリアを選択していることがうかがえます。

内々定先での配属先は確約されていますか?
内々定先の時点で配属先が確約されることは、キャリアを選択するうえで重要な要素でしたか?

現在から入社までの期間に不安なこと(フリーコメント)

  • 入社前までに希望配属部署のアンケートを取るということだが、それぞれの部署の詳しい仕事内容や一日の流れを把握できていないため、詳しく知りたい。
  • 総合職での採用であるため配属先がどこになるか分からないことが不安です。また、入社までに何をすればいいか分からないのも不安です。
  • 配属先が多様なため、どのような仕事かが具体的にイメージがつかないこと。
  • リモート勤務が主流になるなかでの仲間づくりや業務のキャッチアップ。
  • 今年から、内々定先の会社の方針や働き方が大きく変化しているため、内定承諾時の会社の魅力が失われてしまわないか、少し不安です。
  • どの職種や事業分野が自分とマッチするのか改めて迷うことがある。
  • 将来のキャリア設計(3年後、5年後など)、将来的に希望の事業に行ける可能性。

<調査概要>
ビズリーチ・キャンパス「就職活動やキャリア観形成に関するアンケート」
調査期間:2022年6月29日~7月4日
調査対象:ビズリーチ・キャンパスに登録する、2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生
有効回答数:537
調査方法:インターネット調査
※各比率において、項目によっては端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※本調査を引用される際には、「ビズリーチ・キャンパス調べ」と必ずご記載ください。

株式会社ビズリーチ 新卒事業部 事業部長 藤田 拓秀 コメント

新卒事業部 事業部長 藤田 拓秀

2023年卒業・修了予定の学生は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンラインでの就職活動が主流だったため、社風や働くイメージを把握する機会が限られるなかで就職活動を進める必要がありました。今回の調査でも、内々定先の社員にOB/OG訪問を行うなかで、事業や働き方への理解を深めていきたいという学生の傾向が明らかになりました。

こうしたなか、内々定者のための、キャリア形成や配属に向けた情報提供の機会として、オンラインでOB/OG訪問が可能な「ビズリーチ・キャンパス」をご活用いただく事例が増えています。入社前に、現場で活躍する社員の方々を通じて働くイメージをより強くもってもらうことで、入社後のミスマッチ軽減につながるというメリットがあります。

新型コロナウイルスの感染拡大により、対面で会える機会が制限されるからこそ、オンラインを活用した、学生個々のニーズに沿う情報提供がさらに必要になるでしょう。今後もビズリーチ・キャンパスは、企業や大学と連携しながら、学生の方々へのキャリア観醸成の支援に取り組んでまいります。

OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について

「ビズリーチ・キャンパス」は、学生とその学生が所属する大学・大学院のOB/OGや企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。学生は登録後、母校専用サイトのOB/OGのなかから、自分のバックグラウンドに似た先輩や、興味がある企業に在籍している先輩を見つけ、「話を聞きたい」ボタンを押してアプローチでき、OB/OGが承諾した場合にOB/OG訪問できます(オンラインOB/OG訪問機能を提供)。これにより、学生は就職活動時期や学年などに関係なく、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、早期に就業観を醸成することが可能となります。

また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策を実施しています。(1)OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生に限定(2)OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があり、ボランティアOB/OGが対応できるのは原則的にオンラインOB/OG訪問のみ(3)アプリ内のメッセージを運営事務局で24時間有人監視し、目的外利用があった場合には注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。

URL:https://br-campus.jp/

配信地域 日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア
開校大学 国内43大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2022年6月末時点)
登録者数 大学生・大学院生 89,000名以上(2022年6月末時点)
OB/OG      59,000名以上(2022年6月末時点)
公開日 2016年10月12日
利用料金 無料
※法人契約の場合は、サービス利用料が発生します

株式会社ビズリーチについて

「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。

Visionalについて

「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://www.visional.inc/ja/index.html