BIZREACH

プレスルーム

年頭所感

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2014年4月、これまで運営していた、主に30代以上のプロフェッショナル人材を対象とした会員制転職サイト「ビズリーチ」に加え、20代を対象としたレコメンド型転職サイト「careertrek(キャリアトレック)」をリリースしました。

20代はキャリアの⽅向性が定まっておらず、さまざまな領域や職種に関⼼がある⽅が多いため、プロフェッショナル⼈材に⽐べると求職の際の選択肢が幅広いといえます。それ⾃体は良いことですが、世の中には⼤量の求⼈情報が存在するため、その中から関⼼がある仕事を探すのはとても⼤変です。

このような悩みを解決するため、キャリアトレックは、転職サイトでは⼀般的である「検索機能」を思い切ってなくすという決断をしました。その代わり、ユーザーは職務経歴の登録とキャリア診断を実施し、それに基づいてレコメンドエンジンが提案する情報を受け取ります。レコメンドエンジンが提案する、思いもよらない選択肢から⾃分の⽅向性を⾒つけられるような仕組みを導⼊しました。

なお、受け取った情報が「気になる」か「気にならない」かを選択することにより、ユーザーの関心の⽅向性をシステムが学習し、使えば使うほど提案の精度が上がる仕組みも導⼊されています。

おかげ様で順調なスタートを切ることができ、グランドオープンから8カ月で、会員数80,000人、求人案件数17,000件、掲載企業約4,000社にまで成⻑しました。11月には、「スキマ時間の活用」という観点を織り込んだ、シンプルかつユニークな操作性を追求したアプリもリリースし、こちらも好調な滑り出しとなっています。スマートフォンが生み出すイノベーションの可能性と、転職活動における新しい時代の夜明けを強く感じた⼀年でした。

私たちは、「インターネットの⼒で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」を会社のミッションとして掲げています。インターネットを通じて、日本の労働市場を可視化し、選択肢と可能性を広げ、日本人の働き方を変えていくことに引き続きチャレンジしていきたいと考えています。

このミッションを実現するために、創業事業である「ビズリーチ」に始まり、20代向けレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」、管理職を目指す⼥性向けサービス「ビズリーチ・ウーマン」、そしてキャリアアップを支える学習アプリ「zuknow」など、「働き⽅」の領域で事業を広げてまいりました。2015年も、新たなサービスやイノベーティブな取り組みを通じてミッションの実現に邁進いたします。

2009年に⼆⼈でスタートしたビズリーチは、5年半で350人を超える組織に成⻑しました。2014年だけでも、143名の仲間が新たに加わり、組織は急成⻑を続けています。

しかし、世の中に大きなインパクトを与える事業を創るためには、まだまだ小さな会社だと考えています。そこで、今年最も⼒を⼊れたいと考えているのは、成⻑する組織を⽀える⼈材の採⽤です。そのため、年始より「200⼈採⽤プロジェクト」を進め、さらなる成⻑を目指しています。

急成⻑ベンチャーが社員に提供できるのは、⾃⾝の成⻑のための「環境」と「機会」の⼆つです。味わったこともないような変化と成⻑の中で、⼀緒に強い組織を創っていける仲間を待っています。

株式会社ビズリーチ 代表取締役 南 壮⼀郎

株式会社ビズリーチについて

インターネットサービスを企画・運営。管理職・グローバル人材に特化した会員制の転職サイト「ビズリーチ」を2009年4月にグランドオープン(http://www.bizreach.jp/)。その後、2012年10月に「ビズリーチ」のアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」を、2014年4月に20代のためのレコメンド型転職サイト「careertrek(キャリアトレック)」(https://www.careertrek.com/)をグランドオープン。2014年1月には、友だちと競える暗記帳アプリ「zuknow(ズノウ)」を公開。

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